考える事が好きな方に見て欲しいアニメ

趣味

こんにちはnatsuです。

今回紹介するアニメですが、はっきり言って子供向きなアニメではないです。
子供には見せられないアニメです。
わけがわからないよ!何て物を見せるんだ!と泣かれるかもしれません。

このアニメ、頭の固い人が見ても面白くないでしょうね。

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ファンタスティック・プラネット

チェコアニメが好きな方は、見たことはあるのではないでしょうか。
とても不思議で美しいアニメです。
監督はフランス生まれの巨匠ルネ・ラルー、シュールで幻想的なSF作品を作ってます。

この「ファンタスティック・プラネット」は
1973年、第26回カンヌ国際映画祭でアニメーション作品として初の審査員特別賞を受賞し、フランス国外でもトリエステSF映画祭やアトランタ映画祭やテヘラン児童映画祭で受賞してます。

大まかな内容は、先進的な巨人に原始的な人間が知恵を身につけ一矢報いる的な…
ステファン・ウルのSF小説「オム族がいっぱい」を原作にしたアニメです。

ちなみに漫画「GANTZ」の最後らへんの巨人が登場してくるところは、まんまファンタスティック・プラネットです。
あらすじを知りたい方は「GANTZ」からルネ・ラルーの世界に入ってもいいですね。

製作技術

チェコアニメといえば「チェブラーシュカ」がわかりやすいですかね。
人形アニメーションといわれる部類で、日本でもマニアが多い分野だと思います。

この「ファンタスティック・プラネット」は人形ではなく、切り絵でのアニメーションになります。
切り絵アニメーションの撮影方法は、切り抜いたキャラクターを背景の上に置いて撮影します。
この撮影法だと、背景とキャラクターの間に影が入りやすいのです。
ですが、この映画には影がなく、まるで一枚絵のような見映えです。
背景・キャラクターともに、かなり手の込んだ丁寧な作りなのがわかります。

ルネ・ラルーが影響受けた人物 フランソワ・ラブレー

監督のルネ・ラルーはラブレーに影響を受けているそうです。
ラブレーとは、15〜6世紀のフランス文学者フランソワ・ラブレー。
中世の巨人伝説が題材の騎士道物語をパロディ化した「ガルガンチュワ物語」と「パンタグリュエル物語」が代表作です。また医師でもありヒポクラテスの医書を研究した事で著名になったようですね。
この時代を知りたい方は読んでみるといいかも。
Wikipediaによると、これらは糞尿譚から古典の膨大な知識を散りばめ、ソルボンヌや教会など既成の権威を風刺した内容を含んでいたため禁書とされたそうです。
なかなか興味深い方から影響受けてますね〜。

作画 ローラン・トポール

この作品の世界観やキャラクターにはローラン・トポールという人物が大きく関わっています。制作初期段階で現場から離れたようですが…
一言でいえば、奇才ですね。フランスのブラック・ユーモアな作家で漫画家でイラストレーターです。

私個人の感想ですが、アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリーから上品さを引いてエグみを足したらこんな感じかなといった印象。
う〜ん分かりにくいですね。

コレクターはこちらもどうぞ

1981年にルネ・ラルーはジャン・ジロー(メビウス)と「時の支配者」を共作、発表してます。
「時の支配者」は
原作 ステファン・ウル
監督・脚本・脚色 ルネ・ラルー
脚本・脚色・作画 メビウス

これすごくないですか!?フランスのSF大好きっ子集結してますよ!
ステファン・ウルはSF小説家で、今回紹介した「ファンタスティック・プラネット」の原作者です。
監督のルネ・ラルーもシュールなSF作品を作る監督ですし
作画のメビウスもSF漫画を描いてます。
前回紹介した漫画「アンカル」の作画がメビウスです。
何となく雰囲気掴めますかね。

私はまだこのアニメを見た事ないです。
今日、色々と調べて辿りつきました。
物欲センサーと収集癖が作動してます。
是非とも手に入れたい作品ですね。

古い作品を購入するなら

デジタルリマスター版やニューマスター版での購入をおすすめします。
ブルーレイ版があるならそちらを。
時とともにフィルムは劣化していきます。
当時の画質や音質など復元できているものがあるなら、そちらを見た方が楽しめると思います。

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